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【ボストン・エリアガイド】「地下鉄なし」でも選ばれる理由。ベルモントの隠れた利便性と、知られざる「Dry City」の素顔

こんにちは!ボストン近郊で不動産ブローカーをしているこがちゃんです。

レキシントンやケンブリッジに隣接し、落ち着いた高級住宅街として知られる「Town of Belmont(ベルモント)」。 「教育水準が高く、環境も良いけれど、地下鉄が通っていないから不便そう……」と候補から外していませんか?実はそれ、非常にもったいないんです!

今回は、地元のプロしか知らない「ベルモント生活のリアルな利便性」と、この街独自のユニークなルールについて解説します。


■ 1. 地下鉄不要?最強の「73番バス」が変えるベルモントの通勤常識

ベルモントには確かに地下鉄(T)の駅がありません。しかし、その弱点を完全に補っているのが、街のメインストリートであるトラペロ・ロード(Trapelo Rd)を走る「MBTAバス 73番」です。

この路線の凄さは、その運行頻度にあります。

  • ラッシュ時は5〜10分間隔で運行
  • ハーバード・スクエア駅までダイレクトにアクセス
  • トラペロ・ロード沿いの「Waverley Square(ウェーバリー・スクエア)」までカバー

この通り沿いに住めば、地下鉄駅の近くに住むのと変わらない、あるいはそれ以上の利便性を享受できます。車を持たない世帯にとっても、実は非常に住みやすいエリアなのです。

■ それでも車が必要という方に!朗報!:「ZipCar」で車の維持費を劇的にカット!

「毎日の通勤には電車を使うけれど、週末の買い出し(Trader Joe’sやWegmansなど)には車が欲しい」という方に、プロとして強くおすすめしたいのが、ボストン発祥のカーシェアリングサービス「ZipCar(ジップカー)」の活用です。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス: 月額わずか数ドル(※プランにより異なります)の会費と、利用した時間・距離分の料金を払うだけ。ガソリン代や保険料もこの料金に含まれています!
  • 街のあちこちに車がある: ブルックライン内にはZipCarの専用駐車スペースが至る所にあり、アプリ一つで「使いたい時だけ」すぐに車に乗れます。

高い駐車場代を毎月払い続けるより、週1〜2回ZipCarを利用する方が、トータルの出費を何分の一にも抑えることができるのです。

■ 2. 再開発で注目!最新アパート「The Bradford」と利便性の進化

かつては古い一軒家やタウンハウスが中心だったベルモントですが、近年は新しい動きが出ています。 その象徴が、ベルモント・センターに誕生した「The Bradford」のような最新のラグジュアリーアパートメントです。

こうした新しい物件の登場により、「静かで保守的な住宅街」というイメージに、「モダンで便利な都市生活」という選択肢が加わりました。洗練されたショップやカフェが足元にある暮らしは、今の駐在員ファミリーにも非常に人気があります。

■ 3. プロの豆知識:ベルモントには「酒屋さん」がない!?

ここで少し面白い裏話をご紹介します。ベルモントは、歴史的にアルコールの販売を制限してきた「Dry City(ドライ・シティ)」としての顔を持っています。

実は今でも、いわゆる「独立した酒屋さん(リカーショップ)」が街の中に一軒も存在しません。 面白いことに、その反動か、ベルモントの境界線を一歩出たケンブリッジ(Cambridge)やウォータータウン(Watertown)の入り口付近には、まるで待ち構えているかのように酒屋さんが並んでいます。 ベルモント住民は、仕事帰りや買い出しの際に、これら「境界線ギリギリのショップ」でお酒を調達するのが日常の光景です。こうした不便さが、逆にベルモントの静かで落ち着いた街並みを守っているとも言えるでしょう。

■ 4. 「閑静な住宅街」以外の選択肢:Royal Belmontという存在

ベルモントといえば「一軒家が並ぶ閑静な住宅街」というイメージが強いですが、少し特殊な物件もご紹介しておきましょう。エールワイフ(Alewife)近くのオフィスパークの先にある、「Royal Belmont」という大型アパートメントです。

正直に申し上げれば、ここは周囲に何もない「陸の孤島」のような立地で、ベルモント特有の「趣のある閑静な高級住宅街」の雰囲気はありません。しかし、特筆すべき最大のメリットは、「ベルモントの高い教育水準(学区)」をそのまま享受できることにあります。

「利便性や新しさを重視したい、でも子供にはレベルの高い教育を受けさせたい」――。そんな贅沢な悩みを解決してくれるのが、この物件の面白いところです。ベルモントらしい街並みからは少し離れますが、住所はしっかりベルモント。全米屈指と言われる公立学校の教育システムを利用できる安心感は、他には代えがたい魅力です。

■ 5. 教育と環境:ケンブリッジの隣に位置する「静かな文教地区」

もちろん、ベルモント最大の魅力は「教育」です。 ケンブリッジのすぐ隣という知的な刺激に満ちた立地でありながら、一歩街に入れば驚くほど静かで緑豊かな住宅街が広がります。公立学校のレベルはマサチューセッツ州でも常にトップクラスを維持しています。。実は日本の皆様にぜひ知っておいていただきたいエピソードとして、雅子皇后陛下は高校時代をこの街で過ごされ、ベルモント・ハイスクール(Belmont High School)を非常に優秀な成績で卒業されました。その後、ここから名門ハーバード大学へと進学されています。 このような素晴らしい教育環境が整っていることは、お子様の教育を最優先に考えるご家族にとって、何よりの安心材料になるはずです。


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