こんにちは!ボストン近郊で不動産ブローカーをしているこがちゃんです。
無事にアパートの契約が完了し、銀行口座(Bank of AmericaやChaseなど)も開設できた!と安心するのはまだ早いです。ボストンでの生活が始まると、日本人が必ず最初に直面する「お金のカルチャーショック」があります。
それが**「家賃の支払い方法」**です。 今回は、アメリカ特有の支払い事情と、駐在員の皆様に私が強くおすすめしている便利な送金システムについて解説します。
■ アパートの規模で違う「家賃の支払い方法」
ボストンでの家賃の支払い方法は、借りる物件のタイプによって大きく2つに分かれます。
1. 大型賃貸アパート(管理会社が入っている物件) 最近の大型アパートメントでは、オンラインの**「テナント専用ポータルサイト」**が用意されていることがほとんどです。 銀行口座のルーティングナンバー(支店番号)とアカウントナンバーを入力し、毎月自動引き落とし(eCheck/ACH)に設定するか、手動でクリックして支払います。日本と似た感覚で一番手間がかかりません。(※クレジットカードで払うと高額な手数料が上乗せされるので注意してください!)
2. 個人の大家さんや小規模アパート 問題はこちらです。ポータルサイトを持たない個人の大家さんの場合、支払い方法は**「小切手(Personal Check)の郵送・手渡し」、または「デジタル送金(Zelleなど)」**を指定されることが一般的です。
■ 日本人が受ける衝撃:「小切手は有料である」
個人の大家さんに「毎月小切手で家賃を払ってね」と言われた場合、日本人の多くがここで最初のカルチャーショックを受けます。
日本では通帳やキャッシュカードは無料で作れますが、アメリカの銀行では**「自分の小切手帳(Checkbook)は、自分でお金を払って購入しなければならない」**のです。 銀行やデザインにもよりますが、1箱(100枚程度)で20ドル〜30ドルほどかかります。「自分のお金を払うために、さらにお金を払って小切手を買う」というシステムに、戸惑う赴任者の方は非常に多いです。
■ プロの推奨:小切手レス時代は「Zelle(ゼル)」を活用せよ!
小切手は購入にお金がかかるだけでなく、「手書きの手間」「郵送中の紛失リスク」「相手が換金するまで口座から引き落とされず、残高管理が面倒」といった多くのデメリットがあります。
そこで、小切手ではなくデジタル送金に対応してくれる大家さんであれば、私は圧倒的に**「Zelle(ゼル)」**の利用をおすすめしています。
【Zelleのメリット】
- 手数料無料: Bank of Americaなど、アメリカの主要な銀行の公式アプリに最初から組み込まれており、手数料無料で利用できます。
- 即時着金: 相手の電話番号やメールアドレスを入力して送金ボタンを押すだけで、数分で相手の口座に直接着金します。
- 小切手を買う必要がない: 余計な出費と手間を完全にカットできます。
最近のボストンの大家さん(特に若い世代)は、「小切手は面倒だからZelleで送って」と言ってくるケースが急増しています。小切手レス化の波は不動産業界にも確実に押し寄せています。
■ プロのまとめ:赴任直後の銀行口座開設のコツ
Zelleをスムーズに使い始めるためにも、到着後の銀行口座開設は必須です。 「まだSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)がない」という方でも、パスポート、ビザ、そして**「アパートの賃貸契約書(居住証明)」**があれば口座を開設できる銀行がほとんどです。
家賃の支払いでつまずかないためにも、まずは現地の銀行口座をセットアップし、Zelleの設定を済ませてしまうことを強く推奨します。
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