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アメリカの住所は道で決まる!?ボストン周辺でよく見る「通りの名前」トップ10

Cobblestone street with brownstone buildings, people walking, and a cyclist.

皆さん、こんにちは!

アメリカへの赴任や留学が決まり、いざボストン周辺での家探し!物件のリスティング(募集情報)を見始めて、日本との違いに最初に戸惑うのが「住所の表記」ではないでしょうか?

日本の住所は、「〇〇市△△町1丁目2番地」のように、大きなエリアから徐々に小さな区画へとブロックごとに絞り込んでいく「面」で場所を特定するシステムです。

一方、アメリカの住所は「123 Main St, Boston, MA」のように、「建物の番号(番地)+通りの名前(ストリート名)」が基本になります。つまり、目的の道(線)を見つけて、その道のどの位置に建物があるか(点)を探すという、全く異なる感覚のシステムなんです。

実は、この「ストリート名」の感覚を掴むと、アメリカでの生活や物件探しがグッと楽になります。住所を見ただけで「あの通り沿いならバス路線があって便利だな」とか「この名前の道は閑静な住宅街だな」と、周辺の住環境がなんとなく想像できるようになるからです。

そこで今回は、日本の方が比較的多く住む、ボストン近郊(ルート95/128号の内側、ルート90号より北側のエリア)で物件探しをしていると、「あれ?またこの名前の道だ!」と必ず遭遇する、お馴染みの「ストリート名」トップ10をご紹介します!

アメリカならではの住所の読み解き方を知って、ボストンでの家探しをもっとスマートに、そして楽しみましょう!

それでは早速、ボストン近郊(ルート95/128号の内側、ルート90号以北のエリア)で本当によく見かける「道の名前」トップ10を見ていきましょう!

1. Washington St.(ワシントン・ストリート)

アメリカ建国の父、ジョージ・ワシントンに由来するこの名前は、ボストン周辺に限らず全米で最も多い通り名の一つです。ケンブリッジやニュートンなど、隣接する市町村をまたいで長く続く幹線道路であることが多く、沿道にはアパートメントや商業施設が立ち並びます。

2. Main St.(メイン・ストリート)

その名の通り、各タウン(市町村)の中心部を貫くメインストリート。ウォルサムやウォータータウン、メルローズなど、古くからの街の中心には必ず存在します。お店や銀行、郵便局が集まっているため、「Walk Score(歩きやすさ)」が高い便利な物件を探すなら、この周辺が狙い目です。

3. Broadway(ブロードウェイ)

ニューヨークのイメージが強いかもしれませんが、ボストン周辺、特にアーリントンからサマービル方面に抜ける主要な大通りの名前としてお馴染みです。バス路線がしっかり通っていることが多く、車がなくても比較的移動しやすいエリアと言えます。

4. Pleasant St.(プレザント・ストリート)

「心地よい、感じの良い」という意味を持つこの通りは、ベルモントやアーリントン、ウォータータウンなど多くの街で見かけます。街の中心部から少し離れ、商業エリアから閑静な住宅街へと移り変わる境界線のような場所にあることが多いです。

5. Beacon St.(ビーコン・ストリート)

ボストン市内の高級住宅街からブルックライン、ニュートンへと続く道として超有名ですが、ケンブリッジなどにも存在します。由緒あるレンガ造りのアパートメントから、少し郊外の落ち着いた物件まで、エリアによって表情が大きく変わるのが特徴です。

6. School St.(スクール・ストリート)

アメリカの街づくりの歴史を感じる名前です。その街に最初にできた学校(または現在もある学校)の近くを通る道として名付けられました。市役所や図書館など、公共施設の近くにあることも多いですね。

7. Elm St. / Oak St. / Maple St.(植物系の名前)

エルム(ニレ)、オーク(カシ)、メープル(カエデ)といった木の名前がついた通りは、古くからの住宅街であるサインです。こういった通りには、広いお庭のある一軒家(Single Family)や、落ち着いた環境の2世帯・3世帯住宅(Multi-Family)が多く見られます。静かな住環境を求めるご家族におすすめです。

8. High St.(ハイ・ストリート)

かつてその土地で少し小高い丘になっていた場所や、見晴らしの良い主要な道に名付けられました。メドフォードのHigh St.などは歴史的な建造物や立派な邸宅が並んでおり、街の歴史を感じることができる魅力的なエリアです。

9. Centre St.(センター・ストリート)

こちらもMain St.と同様に、街の活動の中心となる通りです。ニュートンやマルデンなど、多くの街でレストランやカフェ、ローカルなショップが軒を連ねる活気ある通りとして親しまれています。

10. Park St.(パーク・ストリート)

街の中心にある大きな公園(Common)や、緑豊かなエリアの周辺を通る道です。ボストン・コモンの隣を通るPark St.が有名ですが、ストーンハムや周辺の街でも、公園へのアクセスが良い環境の良い住宅地を走っています。

【番外編・別格】エリアを貫く大動脈「Massachusetts Ave.」

トップ10には収まりきらない、ボストン周辺における「殿堂入り」とも言える特別な道をご紹介させてください。それが「Massachusetts Ave.(マサチューセッツ・アベニュー)」です。

地元の人からは親しみを込めて「Mass Ave(マス・アベニュー、またはマスアベ)」と呼ばれているこの道は、ボストン市内からチャールズ川を越え、ケンブリッジ、アーリントン、レキシントン、さらにその先のコンコードまで、数多くの街を一直線に貫く大動脈です。

🏠 物件探しヒント:Mass Aveとの距離感 Mass Ave沿いやそのすぐ近くの物件は、バス停が目の前にあったり、スーパーやレストランが立ち並んでいたりと、「車を持たない生活(あるいは車に依存しない生活)」をする上では最強の利便性を誇ります。ケンブリッジ市内であれば地下鉄レッドラインへのアクセスも抜群です。

ただし、昼夜問わず交通量が多く、緊急車両のサイレンなどもよく聞こえるため、「静かな環境」を重視する方には少し騒がしく感じるかもしれません。利便性と静環境のいいとこ取りを狙うなら、「Mass Aveから1〜2ブロックだけ中に入った住宅街」の物件を探すのが、不動産探しの鉄則であり、非常におすすめのテクニックです!

🏠 プロのアドバイス:同じ名前の道にご用心!

アメリカで物件の住所を見たり、車のナビやUberに行き先を入力する際、絶対に気をつけなければいけない落とし穴があります。それは、「隣の街にも全く同じ名前の道がある」ということです。

例えば、私のいるストーンハムから隣街に行く際、「Washington St.」をずっと走っていると、市境を越えた瞬間に番地がリセットされ、また小さな数字から始まってしまいます。

「Main St.の100番地」を探していたはずが、ナビの設定が隣の市になっていて全く違う場所に着いてしまった……というのは、赴任者・留学生あるあるの失敗談です。

物件を検索する時やナビに入力する時は、通りの名前と番地だけでなく、必ずCity(市町村名)とZip Code(郵便番号:021XXなど)をセットで確認する癖をつけてくださいね!

おわりに

いかがでしたか?道の名前から、その物件の周辺環境が少しイメージできるようになったのではないでしょうか。

「Massachusetts Healthy Living」では、こうしたボストンならではの住宅事情や、皆様の物件探しに直結する生きた情報をこれからも発信していきます。ボストン周辺でのご滞在先探しで迷ったら、いつでもお気軽にご相談ください!

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