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「全米幸福度ランキング総合13位のMA州。でも『安全性』は全米2位って知っていましたか?」

Historic neighborhood with colorful homes, park, and white church steeple

金融情報サイトWalletHubが2026年9月8日に発表した最新の「Happiest States in America(全米幸福度ランキング)」で、マサチューセッツ州は全米50州中13位にランクインしました。

「13位」という数字だけを見ると、「上位ではあるけれど、特別すごいわけでもない」という印象を持たれるかもしれません。しかし、これから日本からマサチューセッツ州への赴任・移住を控え、「どのエリアに住むべきか」を検討している方にとって、この総合順位の裏側にある個別データにこそ、大きな価値があります。

なぜなら、住まい選びで最も重視される「安全性」の項目で、マサチューセッツ州はなんと全米2位という圧倒的な評価を得ているからです。今回は、この最新調査データを分解しながら、「なぜマサチューセッツ州が住まい探しの候補地として優れているのか」を、専門家の視点で解説していきます。

まずは全体像:マサチューセッツ州の主要データ

WalletHubの調査は、50州を「心身の健康」「労働環境」「地域社会・環境」という3つの大きな軸・30の指標で採点しています。2026年版でマサチューセッツ州について確認できている数値は以下の通りです。

指標マサチューセッツ州の順位ひとこと解説
総合順位13位 / 50州中2026年9月8日発表の最新調査
安全性(Safety)全米2位住まい探しの土台となる、極めて高い評価
自殺率の低さ全米3位心のケアが行き届いている州であることを示す指標
うつ病の割合17位全米平均よりも良好な水準
ボランティア参加率17位地域とのつながりの強さを示す指標
所得成長率24位中位程度。総合順位を押し下げる要因の一つ
「生き生きと生産的に過ごせている」と感じる人の割合30位総合順位における弱点の一つ

ご覧の通り、「安全性」と「自殺率の低さ」という、暮らしの安心感に直結する2つの指標では全米トップ3に入っているにもかかわらず、所得成長率や「生き生きと過ごせているか」という指標が中位〜下位にとどまっていることが、総合順位を13位に留めている主な要因です。

🔍 豆知識 WalletHubの幸福度調査は、単なる「住みやすさランキング」ではなく、うつ病・自殺率・生活満足度といった心理的な健康指標に大きな比重を置いているのが特徴です。マサチューセッツ州がこうした「心のケア」に関わる指標で軒並み好成績を収めているのは、医療アクセスの良さや充実した社会的セーフティネットが背景にあると考えられます。

住まい探しで本当に重視すべきは「安全性」

日本から家族で移住・赴任される方にとって、物件の広さや家賃と同じくらい、あるいはそれ以上に気になるのが「その街は安全かどうか」ではないでしょうか。

今回の調査で、マサチューセッツ州は全米で2番目に安全な州という評価を得ています。見知らぬ土地で子育てをしながら生活を始める日本人ファミリーにとって、これは物件を選ぶ以前の「土台」となる、非常に心強いデータです。加えて、自殺率の低さでも全米3位という結果は、地域社会全体の心の健康状態が良好であることを裏付けています。

「総合順位は13位だけれど、暮らしの安心感に直結する安全性では全米2位、自殺率の低さでは全米3位」という事実は、日本から移住を検討される方にぜひ知っておいていただきたいポイントです。

あえて厳しい面も伝える ― 「総合13位」のリアルな理由

専門家として、良い面だけをお伝えするのはフェアではありません。データを正直に見ると、マサチューセッツ州が上位に入りきらない理由もはっきりしています。

  • 所得成長率(24位):給与水準自体は高い一方、伸び率で見ると中位にとどまります
  • 「生き生きと生産的に過ごせている」という実感(30位):高い生活コストや忙しい労働環境が影響している可能性があります
  • 生活費・気候:ニューイングランドの冬の長さや、全米平均を上回る生活費も、総合的な満足度を押し下げる要因として挙げられます

こうした「タフな面」も含めてお伝えすることで、「良いことしか言わない不動産屋」ではなく、データに基づいた客観的な情報をお届けしたいと考えています。実際、住んでみると「安全性・自殺率の低さに象徴される心の安定した地域社会」に納得される方がほとんどです。

エリア別に見る「安全性」と「暮らしやすさ」

「全米2位の安全性」という州全体のデータを踏まえた上で、実際に日本人ファミリーに人気の高いエリアごとの特徴を見てみましょう。

エリア特徴こんな方におすすめ
Lexington(レキシントン)全米屈指の学区の評価。落ち着いた住宅街子どもの教育を最優先したいファミリー
Brookline(ブルックライン)ボストン中心部へのアクセスが良く、生活利便性も高い都市部への通勤・通学と静けさを両立したい方
Newton(ニュートン)「全米で最も安全な都市」の常連。緑豊かな住環境治安と教育、両方に高い基準を求める方
Arlington(アーリントン)ボストンから近く、比較的手頃な価格帯とコミュニティの温かさが魅力都市部への近さと予算のバランスを重視する方
Belmont(ベルモント)治安・学区ともに高評価で、落ち着いた住宅街の雰囲気静かな環境でじっくり腰を据えて暮らしたい方

これらのエリアは、いずれもWalletHubの州全体データが示す「安全性の高さ」を、より濃縮した形で体現している地域と言えます。州全体で見ても全米2位という高い治安水準にある中で、さらにこうした個別エリアを選ぶことで、「安心して長く暮らせる住まい」に出会える可能性が高まります。

👨‍💼 プロのまとめ

WalletHubの最新調査(2026年9月8日発表)で、マサチューセッツ州は総合13位という結果でした。しかし、住まい探しをする上で本当に重視すべき「安全性(全米2位)」「自殺率の低さ(全米3位)」といった指標では、いずれも全米トップクラスの評価を得ています。

総合順位だけを見て判断するのではなく、「自分たち家族にとって何が一番大切か」という軸で数字を読み解くことが重要です。所得成長率や生活コストといった厳しい面も正直にお伝えした上で、それでもなお、マサチューセッツ州、特にLexington・Brookline・Newtonといったエリアが、日本人ファミリーにとって安心して新生活をスタートできる場所であることは、今回のデータからも改めて裏付けられたと言えるでしょう。

住まい探しの第一歩として、まずはご自身とご家族が「何を最も重視するか」を整理してみることをおすすめします。


出典:WalletHub「Happiest States in America」2026年版(2026年9月8日発表、データ収集基準日:2026年8月11日)

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